〜がんばりはデスノートを拾ったようです〜
20 Window




登場コテ:狂人警察の主観です



がんばり     いわずと知れたデスノゲーで一番有名なコテ
         一番実力があるのも周知の事実 
         しかしそれゆえ、毎回1ターン目にして 
         不名誉の2階級特進をする場面も少なくない

&        デスノゲーの実力はかなりあるほうで
         がんばりのお気に入りコテ
         たまに膜が転がってるときがある
         
内藤       死亡

uuu        ザル2号
         デスノゲーの中でかなりの実力者ではないのか?
         現在エロゲSTG製作中

docomo      ドッコモドッコモ!
         ラックスの公認嫁
         姉さん、最近みないなぁ

\(^o^)/     行方不明
         
ラックス     がんばり組みきっての好青年
         docomoの公認夫
         大好きなdocomoのために今日も彼は働く

兵藤       死亡

狂人警察     登場しなくて俺涙目wwwwwwwww

門じゃ      死亡

ふのあ      ×ふの ○ふのあ
         数々の俺への騙しをしたため、俺の信用0
         性別はもうどうでもいい

羽入       開幕の忙しそうなコテNo.1
         ザル1号
         名言:カルムーチョうめぇぇぇえええぇ

特別欄


カキザキ     カキザキにノートに書かれたものは尻からミソを出して死ぬ
         でっていうwwwwwwwww
         ホモが嫌いな女子なんていません!!!

恋歌       なんでそんなに黄色いんだよ・・・
         http://www.htb.co.jp/suidou/matsuri/doudemy_prize/d_02.html
         ローカルネタサーセン

さとこ      VIPPERのほうがしっくり来るお!
         現在ノベルゲー製作中
         がんばれ・・・っ!負けるなっ・・・!

カイジ      焼かれろっ……!
         地獄でっ……!

頭痛       ねんがんの
         リア狂を
         はっけん したぞ!

さだお      別コテがかわいい
         イケホス
         彼のハンゲームの網羅度はやばい

名探偵コナン   見た目は子供
         頭脳は大人
         そんなエロイ子です













部屋の空気が悪い。
重い空気を逃がすために
窓を開ける。
すると、とても心地のよい
風が入ってきた。


&「やっぱり軽井沢は涼しいね」

がんばり「あぁ、8月とは思えないなぁ」


&の髪が
風に乗って流れる。
とても、綺麗だ。
こういうとき、単純な表現しかできない俺は
自分の詩才の無さを呪う。

何を喋ることも無く、
刻々と時間だけがすぎてゆく。
それでも嫌な気分はしない。
こんな時間がいつまでもつづけばいい。
たとえそれが
こんな場所であっても・・・。

この気持ち、
きっと&も同じ気持ちなんだろうと
俺は確信していた。


&「がんばりには感謝してるんだ」

がんばり「うぇ!?」

&「ふふっどうしたの?変な声だして」

がんばり「いや・・・急に変な事いうからさ、
     って、感謝?」

&「うん・・・すっごく感謝してる」


俺、&に感謝されるようなことしたっけ?


&「がんばりが最初にデスノゲーで雑談部屋、
  作ったんでしょ?」


雑談部屋・・・?


がんばり「あ〜、どうだったかな・・・
     もう覚えてないや」

&「がんばり、いつもあそこに居てくれた。」

がんばり「まぁ暇だったしね」

&「私、ずっと一人ぼっちだったから・・・」

がんばり「え?一人?」

&「うん」

がんばり「それは職場・・・とか?」

&「・・・そんな感じかな?
  いつも私の孤独をかき消してくれたから。」

がんばり「ははっ、だったらあの部屋にいてよかったな。」

&「今回のオフ会も・・・とても楽しみにしてた・・・」

がんばり「・・・」


胸が痛む。
俺が最初にこのオフを開いた理由は
言えない・・・。


&「なんで・・・こんなことになっちゃったんだろ・・・」


&が顔をふさぎ込む。
クソ・・・


がんばり「大丈夫だよ。」

&「え?」

がんばり「&は・・・せめて&だけは・・・
     俺が守って見せるから・・・」

&「・・・がんばり・・・
  ありがとう・・・」


&の顔が近づく。
俺の唇と
&の唇が

触れ・・・



ガシャーン!!


触れそうになった時に聞こえた。


&「!」

がんばり「なんだ、今の音・・・」

&「窓・・・が割れたのかな?」


遠くの方で
何かが割れる音。


&「でもこんな時間に窓が割れるなんて・・・
  おかしいよね・・・」

がんばり「そうだ・・・今の時間!」


時計は6:00を回ったところだ。

・・・



がんばり「6時、まさか・・・
     今ので誰か死んだのか・・・?」

&「また・・・誰か死んだの・・・?」

がんばり「・・・わからない・・・
     見に行くか?」

&「・・・うん、」


俺と&は廊下に出た。


がんばり「別に廊下は何も変わってないな・・・・」

&「ドコの部屋だったかわかる?」

がんばり「ん〜・・・結構俺の部屋から遠かったはずだけど・・・
     一番端の部屋かな」

&「あ、じゃあ私の部屋?」

がんばり「ふのあの部屋かもしれないな・・・」


とりあえずは&の部屋から見るべきか?


がんばり「先に&の部屋を見てみよう。」

&「・・・あー・・・」

がんばり「まさかきたn」

&「イヤ!大丈夫、てかそれどころじゃないもんね!」

がんばり「あ、あぁ・・・」


そういえばこの前部屋見に行った時も・・・
、、、忘れよう。


&「早く見に行こう!」


&にせかされるまま、
&の部屋に入ったが、
これといった特徴は見当たらなかった。
と、思う。

がんばり「なんか変わったところ無いか?」

&「うん、無いと思う。」

がんばり「ってことはふのあの部屋、か?
     ん〜、もしかしたらまだ寝てるかもしれないから、
     男の俺がたずねちゃまずいよな?」

&「気にすることもないと思うけど、
  一応、私が見てくるね」

がんばり「あぁ、よろしく、」


&がふのあの部屋のトビラをノックする。
俺はソレを後ろで見てるだけだ。


コンコンコン


&「ふのあちゃ〜ん、起きてる〜?」


・・・


がんばり「まだ寝てるのかな?」

&「ん〜、私も端の部屋だと思ったんだけどなぁ・・・
  ふのあちゃ〜ん、起きてたら返事してくれる〜?」


ドンドン!

・・・
返事は無い。


&「ふのあちゃ〜ん」


ドンドン!


がんばり「おい、ちょっとまて・・・」

&「?」

がんばり「普通、起きないか?
     これだけ騒がしくしてるんだぜ・・・?」

&「・・・あっ」


ガチャ・・・


&「開いてる・・・」

がんばり「・・・入ってみてくれないか?」

&「・・・うん」


&が暗闇の中に入っていく。
そしてスグに戻ってきた。
そして戻ってきた&の表情は
2時間前見たときのような表情だった。


&「が・・・がんばり・・・」

がんばり「おい、まさか・・・」

&「・・・きて・・・」


俺は部屋に入って電気をつけた。
そこにはふのあがうつ伏せに横たわっていた。
背中から地面にかけて
真っ赤な血の海に
ふのあは横たわっていた。
海の出所の背中には
長い、とがったものが刺さっていた。
これは・・・アイスピックと呼ばれる物だろうか?
それも何本も、何本も・・・


がんばり「・・・・・・・・むごい・・・ひどいよ
     なんでこんな・・・・」


ふのあ「・・・・・・・・うぅ・・・」



!!!


&「ふのあちゃん、まだ息が!」

がんばり「ふのあ!ふのあ!しっかりしろ!
     俺だ!わかるか!?
     誰だ!?誰にやられた!?
     主催者か!?このクソッタレのゲームの主催者を
     見たのか!?」

ふのあ「・・・・・・・・私は・・・・・・・
    見えなかった・・・・・・・・・・・
    わた・・・・・しは・・・・・・・・
    アン・・・・・・・・ドが・・・・・
    でも違った・・・・・・・・・・・・」

がんばり「おい、しっかりしろ!」

&「ふのあちゃん・・・!私がどうしたの!?」

ふのあ「・・・・・・・・・・・」

がんばり「おい!ふのあ!ふのあ!」


そのままふのあは動かなくなった。
背中に立てられたアイスピックが
痛々しく、
俺は目を背けた。

日が入ってきた。
割られた窓からの光が
ふのあを照らしているようだった。




こうして三日目が始まった。
最悪の日の出だった。








              to be continued...