〜がんばりはデスノートを拾ったようです〜
22 Loss




登場コテ:狂人警察の主観です



がんばり     いわずと知れたデスノゲーで一番有名なコテ
         一番実力があるのも周知の事実 
         しかしそれゆえ、毎回1ターン目にして 
         不名誉の2階級特進をする場面も少なくない

&        デスノゲーの実力はかなりあるほうで
         がんばりのお気に入りコテ
         たまに膜が転がってるときがある
         
内藤       死亡

uuu        ザル2号
         デスノゲーの中でかなりの実力者ではないのか?
         現在エロゲSTG製作中

docomo      ドッコモドッコモ!
         ラックスの公認嫁
         姉さん、最近みないなぁ

\(^o^)/     行方不明
         
ラックス     死亡

兵藤       死亡

狂人警察     登場しなくて俺涙目wwwwwwwww

門じゃ      死亡

ふのあ      死亡

羽入       開幕の忙しそうなコテNo.1
         ザル1号
         名言:カルムーチョうめぇぇぇえええぇ

特別欄


カキザキ     誕生日おめでとう!
         ハッピバースデーふじょし〜♪
         ハッピバースデーふじょし〜♪

恋歌       なんでそんなに黄色いんだよ・・・
         http://www.htb.co.jp/suidou/matsuri/doudemy_prize/d_02.html
         ローカルネタサーセン

さとこ      VIPPERのほうがしっくり来るお!
         HDD復活した模様
         しかし全データ逝ったらしい

カイジ      焼かれろっ……!
         地獄でっ……!

頭痛       ねんがんの
         リア狂を
         はっけん したぞ!

さだお      別コテがかわいい
         イケホス
         彼のハンゲームの網羅度はやばい

名探偵コナン   見た目は子供
         頭脳は大人
         そんなエロイ子です

山田       今夜が山田
         ここにきてまさかの欠如
         おいしいの?













普段ならラックスを見てなにを思うのか。
首吊りの自殺っていうのは
あまり綺麗なもんじゃないと聞いたことがある。
ラックスは自殺じゃないのかもしれないが、
今目の前にして
そんなことは関係ないんだなってことが
わかった。
もうこれで
この場所で
何人も死人を見たが、
何度見ても、心がむせ返る。


docomo「・・・ラックス・・・」

&「首吊り、ですよね、コレ」

がんばり「首吊りだけど、きっとデスノートだ。」

docomo「キラは・・・ラックスじゃなかったのよね?
    そうよね?」

&「そうなりますよね」

docomo「ラックスは自分の職業がわかったら
    真っ先に私に教えてくれたわ。
    自分は警察だって。
    そして誰にも1pも投票しないって。
    docomoのこと信用してるからって・・・。
    でも私は逆。
    自分が警察だってわかってももう誰も信用できなくなった。
    ラックス相手にも・・・
    笑う事ができそうになかったから・・・
    電話だってとらなかった。」


なるほど、
ラックスが言ってたのはそうゆうことだったのか。


docomo「ラックス・・・ラックス・・・」


小言で独り言を繰り返すdocomoを見かねて
俺と&は部屋から遠ざかった。


&「docomoさん、かわいそうだったね」

がんばり「あぁ・・・」


でももうこれで5人。
そう、5人だ。
ゲーム終了の合図はまだ、来ない。
さらに言うなら、
時間的にいってラックスの死は
朝6時のキラ及び火口の殺人だ。
しかしふのあが既に死んでいたため、
二人目の犠牲者となる。


と、言うことは・・・
考えるにも恐ろしい。
やる気になっているキラ
そして火口が
この5人の中にいるということだ。

さらに言う。

俺は警察、
&は除外する。

するとどうだろう。
uuu、docomo、羽入の
残り3人。
この中にL、キラ、火口がいるってことだ!

この3人に投票しなければならない。



いや、違うのか・・・?
この考えは
[ゲームの主催者=キラである]
という考えの下、
正解を確率で引き当てるようなもんだ。

まだ、
[ゲームの主催者≠キラ]
という図式があるじゃないか。

俺の本当の目指すべきところは
そこなんじゃなかったか?


がんばり「そうだ、外を調べないと・・・」

&「外?あぁ、外に主催者がいるかもって言ってたアレ?」

がんばり「あぁ、みつけて」

&「見つけてどうするの?」

がんばり「みつけて・・・」


&の言うとおり。
見つけて俺はどうするつもりなんだろう。
デスノートを持っている相手に
デスノートで対抗でもすればいいのだろうか?
あっちは俺の名前がわかっているだろうが、
こっちは相手の名前はわからないし、
打つ手無しなんじゃないか・・・。

そういえば本編じゃ死神の目なんてものがあったな・・・
死神も一向に現れない。


&「がんばり、無理しないで、ね?」

がんばり「・・・」


無理、
しなきゃだめだ。

もし、外にいたら
デスノート持っている相手に
殴りかかるぐらいの気持ちにならなければ・・・

きっと俺はまだ名前をかかれていない。
なら、殴りかかるというそのものは
結構いいのかもしれない。


がんばり「ちょっと二階いってくる。」

&「うん、私はキッチン行ってみる。」

がんばり「キッチン?」

&「うん、兵藤さんいなくなったから
  ご飯の用意しないと・・・」

がんばり「わかった。」


話かけるにせよ、
殴りかかるにせよ、
コッチもデスノートを準備しておくか。

俺はカバンの底の下に入れてあるはずの
デスノートを取りに2階に行った。

するとラックスの部屋から出てきたdocomoに出くわした。


がんばり「もう、いいのか?」

docomo「・・・」

がんばり「docomo?」

docomo「もう、私に話しかけないで・・・」

がんばり「え?」

docomo「もう・・・イヤよ・・・
    誰にも会わない!!
    誰とも喋らない!!!」


ありったけの声を出して、
docomoは自分の部屋に走ると、
勢いよくドアを閉めて、
篭ってしまった。

・・・docomo。

俺がdocomoにしてやれることは
何も無いだろう。



自分の部屋につき、
カバンを漁る。

・・・
・・・
・・・?

あれ?無い?
そんな馬鹿な。
前のチャックに入れ替えたんだっけ?

・・・
・・・
・・・ない。



取られた!?
一体誰が?
まさか・・・
\(^o^)/が奪って!?
いや!
いやいやいや、
おかしいだろ・・・常識的に考えて・・・
俺がデスノートがカバンの中に確認した時以来、
俺はずっと部屋にいたじゃないか。
俺が部屋にいないときは
みんなは一緒・・・
だよな?

俺の寝てた時に部屋に入って奪った?
そんなわけがっ!

いつだ・・・
俺が部屋に居ない時・・・

・・・

兵藤の部屋を探した時は
完全にデスノートから離れていた。
そこから・・・
ラックスが死ぬまで、
いや、違う。
docomoにいたってはついさっきまで
二階で一人だった。

クソ!
docomoの部屋にいくか!?
いや、あの感じじゃあ絶対入れてくれない。
むしろデスノートを手にしたから
あんなこと言ったのかもしれない・・・。

クソ!クソッ!
もっと厳重に保管すべきだったんだ!

・・・
外に行くのは
やめたほうがいいのか?

デスノートが無くなって
もう俺にできることは無くなったのか!?


羽入「にぱー☆」

がんばり「おぅふ!!!」


羽入に後ろから笑われた。
笑われたって表現はおかしいのかもしれないが、
笑われた。
笑顔を振り向く羽入はかわいいな・・・。


がんばり「は、羽入か・・・
     なんか羽入はいつも突然だな」

羽入「・・・にぱー☆」

がんばり「・・・?」

がんばり「!!!!
     な・・・なんだよ・・・
     その包丁・・・」


ゾッっとした。
背筋が凍ったというのは
動けなくなるような表現も含まれていて
とてもうまいことを言っているな・・・

まさに今がソレだ。

羽入は屈託の無い笑顔で
包丁を右手に握っていた。

悪に染まっていない笑顔というのは
こうも邪悪に見えるものなのか。

高々を振り上げられる包丁を
俺はただ、
見ているしかできなかった。







              to be continued...