〜がんばりはデスノートを拾ったようです〜
5 Criminal



登場コテ:狂人警察の主観です



がんばり     いわずと知れたデスノゲーで一番有名なコテ 
         一番実力があるのも周知の事実 
         しかしそれゆえ、毎回1ターン目にして 
         不名誉の2階級特進をする場面も少なくない

&        デスノゲーの実力はかなりあるほうで
         がんばりのお気に入りコテ
         たまにウンチが転がってるときがある
         
内藤       死亡

uuu        かなりのイケメン
         デスノゲーの中でかなりの実力者ではないのか?
         包茎超魔人の敵

docomo      ドッコモドッコモ!
         さとこの小説での主要登場人物
         ねぇさん扱いやすいから?w

\(^o^)/     LA在住のデスノゲーの猛者
         \(^o^)/さいてー
         別コテ:ぺんぎん
         
ラックス     がんばり組みきっての好青年
         しばらくゲームでは見ない
         雑談中心?と、思ったら6月中旬出現率うp

兵藤       日本最大規模の財閥、消費者金融グループ「帝愛」の総帥。
         部下からは「会長」と呼ばれている。 数百億円をくだらない預金を持ち、
         その預金はドルやユーロ立てにするなどリスク分散を怠らない。
         莫大な資産と鉄壁の運用管理術を誇りながらも、
         まだまだ足りないと部下を罵倒し金をかき集めようとする。


狂人警察     登場しなくて俺涙目wwwwwwwww

門じゃ      みんなのたよれる計算君
         計算してない時の警察や、忙しいLのときなど
         彼の計算ほど役に立つものは無い

ふのあ      ×ふの ○ふのあ
         数々の俺への騙しをしたため、俺の信用0
         相当かわいい らしい

羽入       開幕の忙しそうなコテNo.1
         たまに素なのが最高
         名言:カルムーチョうめぇぇぇえええぇ

特別欄


カキザキ     カキザキにノートに書かれたものは尻からミソを出して死ぬ
         でっていうwwwwwwwww
         ホモが嫌いな女子なんていません!!!

恋歌       なんでそんなに黄色いんだよ・・・
         http://www.htb.co.jp/suidou/matsuri/doudemy_prize/d_02.html
         ローカルネタサーセン

さとこ      VIPPERのほうがしっくり来るお!
         現在ノベルゲー製作中
         がんばれ・・・っ!負けるなっ・・・!












[デスノートのルールについての詳細]

なんだこれは・・・?
このオフ会がブラウザゲームのデスノゲーの集まりである以上、
デスノートという単語は少なからず出る。
しかしこの用紙は?


&「私は最初だけこのテープ聞いたんだけど・・・
  みんなで聞いたほうがいいって思ったの」

がんばり「ちょっとだけ、最初だけ聞いていいか?」

&「・・・うん」


俺は用紙に書かれた詳細を後にし、
&からテープをもらって聞くことにした。

そのテープレコーダーは一昔前の、
よくテレビとかで[実際の音声」とかが流れる時に
バックに写ってる、アレだった。
俺は恐る恐る再生のボタンを押す。


「ガーガガーーーーガガガーーー」


雑音が多い。
録音環境が悪いのだろうか。


「ガガガガーーーガガガーーブツ
 ・・・・・・・・・・・・・・
 こんにちわ、デスノゲーの諸君」


その声はまた、[実際の音声]とかで流れる、
モザイクのかかった音声だった。
その音声の主は俺に向かって雄弁に語り始める・・・


「突然だが、私は今、最高に気分がいい。
 それはなぜか。
 何人かはわかっていると思うが、
 そう、手に入れてしまったんだ。
 この世の最凶兵器を・・・」

「そう、デスノートだ。
 名前を書かれればその人物が死ぬ。
 まさにデスノート。
 そのデスノートが本物だと解った。
 だから気分がいいのだ。」

「その時、本物かどうか、
 判別するためには・・・
 試すしかないだろう?
 殺した人物はなんでもない、
 ただ、近くにいてむかついたから殺した。
 それまでのこと。
 君達には無関係だ。」

「さて、本題に入ろう。
 今、コレを聞いている君、もしくは君達、
 まずそこにいるデスノゲーのメンバーを全員集めてくれ。
 あぁ、そうだそうだ。
 モチロン、生きている人間だけでいい。
 すでに一人、死んでいるだろう?」

「まぁコレを録音してる間は誰を殺すかはまだ決めてないのだが・・・
 これを聞いている頃には既に、一人、
 死んだはずだ。
 勿論、私がデスノートに書いて殺した。
 一番最初で解りやすいように心臓麻痺で殺したはずだ」


俺はここで全身の鳥肌が立つ。
俺は今、殺される側にいる・・・
デスノートによって・・・
コレを聞いたら普通の人間なら
何を馬鹿な、と思うだろう。
しかし俺はもう手にしてしまっている。
デスノートを。。。
自分の持っているのは本物かどうかわからないが、
コイツの持っているデスノートは本物の可能性があるんじゃないのか?


 
「一人目の犠牲者はとても不運だ。
 殺しておいてなんだが、詫びておこうと思う。
 それで、私の要求は・・・
 おっと、まだ全員そろってないかもしれないな
 もし全員集まって無かったなら
 一旦、全部巻き戻してくれ。
 そして最初から全員で聞くようにしてくれ。
 逆らったら・・・わかるな?
 いいな?
 一人も残さず、だ。
 では1分の空白後、続きを喋る。
 ガガーガガガガガーガガガガーーーーーーーー」


こいつはデスノゲーのオフ会メンバーとデスノートを使って
何かをするつもりだ。
少なくとも内藤が死んだ時点で
俺達の命の保障はまるで無い。


&「・・・大丈夫?がんばり・・・」

がんばり「あぁ、大丈夫だ、大丈夫」


再度自分に言い聞かせるように言葉にする。


デスノート


この世に理不尽な死に方はイロイロある。
交通事故、通り魔、大地震などの災害
これらの死はもし、死んだ後にも意識がのこっているのなら
自分がなぜ死んだのか、解るはずだ。
しかしデスノート、
これほど理不尽な死はないのでは無いだろうか。

その死に対する恐怖なのか、
俺の脚は再び立ち上がってみんなを呼びに行くことができない。
俺をあざ笑うかのように、少し震える。


&「ホントに大丈夫?みんなに私がいいに

がんばり「いや、いいよ、俺が行く」

&「でも顔、さっきよりひどいよ」

がんばり「・・・顔「色」な、大丈夫、いくよ」

&「あ、ゴメンね、」


ちょっとだけ笑った&に元気をもらえた気がした。
まず俺はみんなのところに行き、このテープを聞かせなければ・・・
一体、この声の主は何をしでかすつもりだろう。



&と一緒に階下に行くと、\(^o^)/とuuuと門じゃとラックスが
内藤を担いで、玄関からはいってきた。

あれ?あいつら車で内藤を病院につれていくんじゃなかったっけ?


&「あれ?みなさん、もどってきたんですか?
  なにか忘れ物?」


そうやって聞く&の顔を見ることも無く、
内藤を2階へと運んでいく四人。
なんだ?なにかあったのか?

玄関から兵藤が帰ってきた。
なんだなんだ?


がんばり「な、なぁ、なんかあったのですか?」

兵藤「…がんばり、スペアタイヤは何個ある…?」

がんばり「・・・は?すぺあたいや?」

兵藤「そうだ…スペアタイヤだ。」


兵藤の突然の質問の意味不明さに
思考が止まる。


がんばり「スペアタイヤって、タイヤがパンクしたときに使う、
     あれですか?」

兵藤「そうだ…他にスペアタイヤと呼ぶものがあるか…
   何個ある?」

がんばり「いや、たぶん、一個だと思いますけど・・・
     ソレが何か?」

兵藤「…終わったな…」


そう言って、兵藤はソファーに座り込んでしまった。
何か聞けるような雰囲気では無い。


&「なにがあったんでしょうね。。。」

がんばり「さぁ、車パンクでもしたのかな?」


俺と&だけが蚊帳の外なのを見かねてか、
docomoが話しかけてきた


docomo「ここには3台の車があったわ・・・」

がんばり「俺のと、\(^o^)/のと、兵藤の3台だろ?」

docomo「そう、そのすべての車のタイヤが、
    鋭利な刃物でパンクさせられてたわ・・・」

がんばり「なん・・・だと・・・!」

&「うそ・・・!それじゃあ内藤さんをつれていけないじゃないっ!」

docomo「内藤を運ぶどころか・・・四日間死体と一緒にずっとここにいれっての!?
    もう!こんなとこ来るんじゃなかったわ!」


爪をガリガリ噛みながらその辺をうろうろするdocomo
相当気が立っているらしい。
これは近寄れない・・・
もう一度、話かける気にもならない・・・

タイヤが・・・パンク!?
外に出れない?
なんだそれは・・・
どっかの3流小説によくある陸の孤島ってやつなのか!?


&「私たち・・・ここから出られないって事ですか?」

がんばり「すべての車がやられていたっていってたよな・・・
     ってことは少なくとも四日はここにいなきゃいけないってことか?」


見かねた羽入が俺に話しかけてくる。


羽入「タイヤが、全部パンクなのです・・・」

がんばり「じゃあ俺らは一生こっから出れないのか!?」

羽入「いえ、兵藤の話によると
   四日後にはここにくる予定の家族がいるそうなのです」

がんばり「なるほど、なんとかその家族に頼み込んだら
     帰れそうだな」

羽入「はいなのです、でもその間、四日間は
   もう動かなくなった内藤とここの全員でホラーな夜を一緒にしなければ
   なりませんのです・・・ぁぅぁぅ」

&「・・・」

がんばり「それは・・・・・・しょうがないだろうな・・・
     だけども、一体だれg」

  
そこで俺は一気に寒気がした。
おい、俺、さっき自分で言ったばっかりだぞ・・・

ここは陸の孤島

ここ以外に周りの建物は皆無
ここ近辺には俺達以外誰もいない


つまり?


誰かが、俺達を閉じ込めるために
いや、あやふやな言い方はやめよう。
他のヤツラは知らないと思うが・・・
俺はテープを聞いたから解る。




俺達を

殺すために

この中の誰かが

閉じ込めた



みんなヨソヨソしいのはたぶん、
このことが解っているからだろう。
普通なら内藤の死が無関係とは思えない。
この別荘の誰かが自分の命を狙っているかもしれない、
そう、思っているのだろう。
羽入もついさっき、
「内藤とここの全員でホラーな」と言っている。
内藤とホラーだけでいいのにわざわざ全員とつけてるあたり、
羽入も気づいているのだろう。
犯人がこの中にいることを。


内藤を運んできた4人がバラバラにソファーにつく。
やはり誰も口を利かない。

あ、そうだ、テープレコーダーをみんなに聞かせないと・・・


がんばり「みんな、聞いてくれ」


全員の視線が俺に向かれる。
この感じ、最初にここに入った時と一緒だな・・・


がんばり「さっき、&が内藤の部屋でこんなものを見つけたらしいんだ」


そういって手に持っていたテープレコーダーを
みんなに見せる。


uuu「それは・・・テープレコーダー?」

門じゃ「ななななんだって
    そそそそんなものが?」

ラックス「内藤さんの遺言とかでも入ってるんですか?」

\(^o^)/「遺言全力把握wwwwwwwwww」

がんばり「まぁ、聞いてみてくれよ、
     俺は最初の少しだけ聞いた。」


 ・・・
 ・・・
 ・・・
 ・・・
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 一人も残さず、だ。
 では1分の空白後、続きを喋る。
 ガガーガガガガガーガガガガーーーーーーーー」


ブチ、

一旦、俺はここで一時停止を押した。


がんばり「ココまで、俺が聞いた部分だ。」

ラックス「これは・・・内藤さんの死は・・・
     デスノートによるもの・・・?」

uuu「ふ、ふざけんじゃねぇよ!
  あんなものが実在してたまるかよ!」

門じゃ「でも、
    内藤さんが心臓麻痺したのは確かなわけで・・・」

兵藤「…一体なにをするつもりだ、こいつは…」

docomo「クソっ!クソっ!
    なんだってこんなキチガイにつき合わされなきゃいけないのよっ!」

ふのあ「・・・・・・・・・・・馬鹿なヤツ」

がんばり「まぁまて、イロイロ考えるのは
     最後までコイツを聞いてからにしよう」
     

俺は再生ボタンを押すために
一度、この場を鎮めた。

ブチ、


「ガガーーーガガガガーーー
 ガガガーーーーーガガーーー
 ・・・・・・・・・・・・・・
 1分たった。全員集まったな?
 でははじめよう。これから何をするのかを説明しよう。」
 
「私はイロイロ考えた。
 でもどう考えてもこれ以外に思いつかなかった。
 君達はデスノゲーきっての即死コテだってことを
 十分利用するべき点から、な。」

「詳細はあとだ。
 君達がこれから何をするべきか話そう。
 よく聞いてくれ」





「君達はこれから、この四日間、
 ブラウザゲーのデスノートをリアルでしてもらう。」

 


                to be continued...